畳縁クラフトって知ってる? 伝統素材から生まれた新しいハンドメイド体験

こんにちは。畳縁クラフト協会です。

「畳縁(たたみべり)」という言葉に、なじみはありますか?
かつて和室の畳に必ずあった、美しい縁(へり)の部分。
実はこの畳縁、近年では畳そのものが減っていることもあり、あまり見かけなくなってしまいました。

でも――
その色柄や素材の美しさは、日本の伝統が息づくテキスタイルそのもの。

私たちはそんな畳縁を、もう一度「暮らしの中で輝かせたい」と考え、クラフト体験として再編集しました。


■ 畳縁ってなに?

畳縁は、畳の長辺に縫い付けられている帯状の布。
かつては身分や家格を表す装飾でもあり、格式を重んじた素材です。
現在ではポリエステル製の軽くて丈夫なものが多く、種類も豊富。
モダンな柄や伝統的な文様まで、色とりどりのバリエーションが揃います。

■ 再編集という発想

畳縁を“伝統素材の再発見”として、バッグやアクセサリー、雑貨づくりに取り入れる活動を、私たちは「畳縁クラフト」と名付けました。

針や糸を使わなくても楽しめるよう、素材や工程に工夫を重ね、
日本文化に親しみながら、“作るよろこび”を感じられる手仕事としてお届けしています。

■ 海外からの注目も

このユニークな素材は、海外の方からも「軽くて丈夫!」「和柄がかわいい!」とご好評をいただいています。
体験講座は外国人観光客の方にも人気で、「一生の思い出になった」とのお声も。

伝統を守るだけでなく、現代の感性とともに新たな価値を育てる。
そんな思いが、海を越えて伝わっています。

■ 畳縁クラフト協会の活動

畳縁クラフト協会では、講座の開催や認定講師の育成、イベント出展を通じて、
畳縁の魅力を広く伝える活動を行っています。

体験レッスンも随時開催中ですので、ぜひ気軽にのぞいてみてくださいね。

👉 体験レッスンのご案内はこちら
👉 講師になって活動したい方はこちら


古き良きものに、今の風を添えて。
畳縁クラフトは、そんな小さな再発見から始まりました。

次回も、畳縁の魅力や講師たちのストーリーなどをご紹介してまいります。どうぞお楽しみに!

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